9月のお便り / 90分への移行 / 学校でのタブレット利用


カレンダー(12月まで)


緑色の日はお休み。振替不要です。


今月の4コマ(2本だて)


※解説

 

・もともと飼っていた10歳の猫(モネとルノ)に、7月 新しく2匹の猫(フェルとメル)が加わりました。

 

 ・10歳の2匹は、他の猫と接したことがなく「自分は子猫だ」と思っている(妻の主観)

 

・10歳のモネ・ルノは警戒心が強い典型的な猫で、子猫のフェル・メルは警戒心がまったくなく人間にも猫にも寄っていく珍しい猫。(性格的に真逆)



今回の内容

 

1.  9月より90分レッスンへ移行します。

 

2. 学校のタブレット利用で格差がますます広がるのではないか(考察)

 


1.  9月より90分レッスンへ移行します。


大変ありがたいことに、ご連絡いただいた皆様より同意をいただきました。

 

9月より90分レッスンへ移行します。

 

 

 

⚠️ 8月31日までは従来通りの開始時刻です。ご注意ください。

 

 

⭕️9月より

 

平日

① 16:00-17:30 

② 17:45-19:15  (⚠️開始5分 遅くなる )

③ 19:30-21:00  (⚠️開始5分 早くなる )

 

土曜

① 10:00-11:30

② 13:15-14:45

③ 15:00-16:30  (⚠️開始15分 早くなる )

④ 17:30-19:00  (⚠️開始10分 早くなる )

 

 

(また、8月末に連絡します)

 

・小学生と高3受験生の振替方法については、個別のラインにて説明いたします。

 


🙏改めて、教室の方針にご理解いただける点に深く感謝いたします。


 皆様のご理解のおかげで、モネルノ塾は理想的な環境で英語指導を行うことができています。

 

 まず、ワンフロアで、生徒の音読の取り組みが聞こえるので、

 

「この子は音声トレーニング多めで勉強した方が良いな」

 

「この子は理屈で理解してから、大量な文章に触れさせた方が良いな」

など色々なことがわかります。

 

 

 

・リスニングが苦手だけれど、リーディングは得意。

 

・リスニングもリーディングも苦手だけれど、ライティングは得意。

 

・単語や文法学習は好きだけれど、リスニングは嫌い。

 

・英語は苦手だけれど、本質的な問いを考えることが好き。

 

 などさまざまです。

 

 個別指導だと生徒の特性がよく分かって、そこを伸ばしながら意欲を高められる。何より、成長している部分が可視化される喜びは変え難いですね。

 

 

 予測不能な社会ですが、自分が好きな英語を正しく教えられる環境を追求できること、何より当塾を信頼し、貴重なお金を投資いただいて、お子様を任せてもらえていることに感謝しております。

 

 

 モネルノ塾は「正しい英語を正しく教える」ことをモットーにしつつ、「大学受験から逆算し、長期的に英語をサポート」していきます。

 

 

 今回の90分レッスンは、その最終ゴールである 大学受験のサポートを改善するための案であり、所属しているお子様全員が最終的にメリットが享受できるような仕組みにしていきます。

 

 引き続き、ご理解の程 よろしくお願いいたします。

 

 



2.   学校のタブレット利用で格差がますます広がるのではないか(考察)


 以前 高校で「非常勤講師」として勤めていた時、教諭ではないために生徒も警戒心を解いて、いろいろな実情を教えてくれました。

 

 私自身がデジタル系が好きなこともあって、「1週間で学校のiPadでどのアプリを何%使っているか記録」を確認したところ、学習以外のSNS/ゲーム/ブラウザアプリ利用が過半数💦。(2023年当時)

 

 さらに高校は、職員の再雇用で高齢化が進んでおり、生徒からするとデジタルに不慣れな先生が多いため、「タブレットを使って SNS ・ブラウザによるゲームがやりたい放題でした。」

 

 今も この現象はどの学校でも多かれ少なかれ起きているのでしょうか。。

 

 



 この学力低下のニュースについて、因果関係は不明ですが、

・コロナ禍の学習期間損失に加え、

「タブレット(デジタル化)が原因かな」、、、と思っている教員は多いでしょう。

 

 

 

 

 スマホ・タブレットが✖︎というより、SNSがこれまでのメディアとはレベルが違う問題点を抱えています。『スマホ脳』というベストセラーにあるように、SNSは人間の根源欲求を満たすので、理性的には止められない。

 

 大問題なのは「SNSは前頭葉の働きが悪くなる=頭が悪くなる」と研究結果で明らかになっていることです。

 

 リベラルなオーストラリアやフィンランドといった国で、学校でのタブレット使用やSNS利用を制限していることから、いずれ日本でも議論になるかもしれません。

 

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 ちなみに当塾は、iPadは教室専用タブレットにして、利用方法は

・リスニング

・単語

・多読

・辞書

・AI検索 に特化。

 

 タブレットはあくまで、英語の音声を効率的に聞くためのツール or 効率的に調べ物をするツール としてしか使っていません。

 

 リスニングで何をやったか、AIで何をどう調べて勉強したかが全て記録で残る上に、インターネットはロックをかけて見れないようにしています。

(そもそもお子様たちは真面目なので AIでおかしなことを調べることもなく正しくiPadを利用しています。)

 

 

 ⚠️ 文法や作文は全て紙の本を使用しています。答えも手書きで裏紙に書くようにしていて、タブレットで文字を書かせるのは私が閲覧しやすいようにマンツーマンの時だけに制限しています。これも手書きの方が脳の働きに良いという記事を読んだので、そのようにしています。

 

 


 一方で、昨今のAIの革新・「学習モードの追加」によって AIを用いた学習は不可避という状況になりつつあります。(特に高等教育)

 

・3月 AIは「東大理三に30分で合格できる点数を取得」し、

・7月 AIは国際数学オリンピックで金メダルを取るレベルに達し、

・8月 AIは博士号レベルまで進化し、嘘(ハルシネーション)の比率も劇的に下げたと言われています。

 

 さらに、生徒の学びを個別にサポートする「学習支援モード」が追加されました。

 

 今後数年で 将棋の世界で起こっていることが勉強の世界でも起こる気がしています。

 

 つまり「知的探究心のあるものはA Iで能力を拡張し、探究心のないものはタブレットでSNS/ゲームをして脳の働きを悪くしていく。

  

 結果として、授業中にSNSを使って前頭葉の働きを鈍くさせる生徒と、授業中にAIを上手に使って自らの知的好奇心を拡張させる子とで、従来の尺度での学力格差はますます広がる可能性も出てきます。

 

 この点を考えると、学校内での学力格差が小さい公立校・周りに流されない生徒が他校より多い新潟高校はお勧めできます。

 

 

 

 結局は「読み・書き・計算(算盤)✖️知的好奇心」がある生徒がさらに勉強で伸びていく、ということになっていくのではないかと思います。

 

 現時点で、勉強が嫌い・知的好奇心に乏しい・医学部などの明確な目標がない場合、高校では【短期の定期テストで高スコアを取り、「推薦での大学入試突破」を考えること】が現実的となるでしょう。

 

 

※ 推薦を考えると、新潟第一高校の仕組みはよく整っている + 第一も明訓含め、私立は内申点を高く出してくれるのが現状。

 

・新潟明訓:所属生徒に多様性がある: スポーツも芸術肌も学力系もいる / 下校時間が遅くなる + 課題が多いので、自分の学習時間がとれない(管理してもらいたい生徒向け) /   内申点が高く出やすい

 

・新潟第一: 45分授業 /課題も多くない / 学力格差、意欲格差が大きい / 生徒曰く、行事・校則が改善されつつある(以前は、制約が多かった)  /内申点が高く推薦の仕組みが整っている

 

 

 

※ 公立は基本的に、私立より内申点は低く出やすいがメリットもあります。

 

 

・新潟高校:

 学力格差・意欲格差が小さい /  国立・浪人を許容してでも難関志向が強い /  下校時刻が早く自分の学習時間がとりやすい / 周りのレベルが高いので、ギリギリ合格するとついていけずに心が折れやすい。

 

 

・南高校:学力格差・意欲格差が小さい /  定期テストが難しく平均点が低い  / 行事のタイミングが良い(テスト明けのタイミングで球技大会がある、など)/ 進学校だが勉強が苦手な生徒への許容度が高く、心が折れるようなことは少ない印象。

 

・新潟江南: 生徒目線の教材設定をしてくれる / 過去5年 成果を伸ばしてきた数少ない高校 / どうやら、体育館が地震で使えなくなり、部活に制限が出た結果、25年度は倍率が下がった説がある。

 

 

▶️ 上記は小川が生徒経由で知った情報をもとに述べている個人的意見にすぎません。公立は基本的に学力に応じて決めれば良いが、私立は意外と選択が難しいですね。

 

 学費が無償化されると、公立・私立の選択がまた変わっていくでしょう。

 

 個人的には、新潟第一 は「校内の学力格差/意欲格差が大きい点」を割り切ってしまえば、授業が45分・課題負担が小さく、自分の勉強時間が取れる ので悪くないと思っている(ただ難関大学・学部の進学率は高くない)。

 明訓は管理型なので、自分の勉強時間が取れないのが痛いところ。

 表面的な特徴を捉えると、新潟高校型(自分で勉強するタイプ)の生徒は第一の方が スタイル的には勉強しやすい、とは個人的には思っています。

 

 

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 話をもとに戻しますが、これからAIによる個別最適が進んでいく場合、数年後には ご自宅で利用している自分専用のAIを使った方が学習が効率的になる生徒も出てくると思っています。かなり気が早い話ですが、その場合はきちんと決まりを設定して柔軟に許可していく予定です。

 

 当塾の目的は「正しく英語を学ぶこと」であって、AI の活用がそれを促すならば ルールを十分に吟味しつつ、活用していくつもりです。


振替日が未確定の場合、いったんお休みする日を以下のフォームからあらかじめご連絡ください。

 

 

振替サイトで確定できる方は直接、振替をしてもらえれば大丈夫です。

https://tol-app.jp/s/moneruno/5o2ulo

 


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