7月のお便り / 受験分析 / 災害対応


カレンダー(9月まで)


⚠️  来週 6月 26/27/28日(木)、(金)、(土)は教室お休みのため、振替不要です!

 

 

 

 月曜日受講の方12月末 まで任意のタイミングで 1回「追加」レッスン予約をお願いします。

 

 再計算したところ、年間回数が他曜日よりも1回少なくなってしまうためです。よろしくお願いします。 

 


 

生徒 欠席振替はこちら

https://tol-app.jp/s/moneruno/5o2ulo

 

 

保護者 進路相談予約はこちら. ( オンラインだけでなく、対面も可)

https://tol-app.jp/s/moneruno/3wh5rp


今回の内容

 

1.  大学入試の情報

 

2.  AIの活用:受験生は情報をこちらで整理可能です

 

3.  施設のアップデート / 避難準備


1.  大学入試の情報


・年内入試の増加

 

 

 6月3日に文部科学省が、年内入試を一定の条件のもと解禁しました。(大きな決定です。)

 

→ 立教や法政は見送ると公言しているものの、大学入試は秋に総合型選抜の名の下に年内入試が増加することが予想されます。。

 

 東洋大学に加えて、明治学院大学も年内一般入試を開始しました。

 

 

 

 

 また、筑波大学は2029年度までに人文学系の3学部を統合すると発表。理由の1つは少子化とのこと。

 

 少子化の速度は政府想定より10年以上早まっており、大学再編も急速に進みます。

 

(新潟市の場合、現在 高3生 人口は6600人程度 →  現在9歳の学年は 5000人を切っています。)

 

 

 現在、小・中学生の生徒は 予想もつかない入試の変革が続くと心構えをしておいた方が良いです。

 

 結局、できることは

・推薦用に英検をとっておくこと。

 

・どの入試にも対応できるよう、基礎学力(読み・書き・計算)を高めておくこと

  

    

[ 英検と入試の関係について]

 

・推薦入試 

 英検2級(できれば2150点)を条件とする大学が多く、準1級/1級は武器になる。(医学部は関係なし) 

 

・一般入試 

 準1級取得を満点扱いする大学は良いが、そうでない場合帰国生と勝負となってかえって不利になる(上智・立教)。早慶上智・東北・大阪・京都・東京大学では準1の語彙力が武器になる。

 理系志望者は準1級に時間かける暇があったら、他科目に時間を振った方が良い。

 


📗  高3生向け📗

 

 

・秋以降、マンツーマン + 必要な要素以外は 自習室で勉強する形式も可能。

 

 秋からは、各自やるべきことがバラバラになるので 自分の時間を増やすことが目的です。

 昨年度もこの方式で上手く行っていますのでご安心ください(具体例:19:35 開始 ①単語+リスニング ②作文  ③④2階で課題長文解く ⑤マンツーマン)

 

・⚠️重要⚠️  

 

    推薦入試で進路が決まった高3生は、現在 キャンセル待ちをしている生徒に枠を譲ってもらう方向で考えています。そのため、合格が確定次第、卒塾してもらうケースがありますので、あらかじめご理解のほどよろしくお願いします。

  


 

 

 令和6年度 新潟大学の合格者情報が公表されました。

 

 

 

 医学部医学科について分析しましたので紹介

 

・医学部医学科 合格最低点は1425前後。  

 

・前期試験の入学者数は80名、5名程度 繰上げ合格があった。

 

前期試験は男子生徒の合格者数が多い(65/80名) 。現役は28/80名(うち、新潟高校現役生と首都圏の進学校生が大半と予想される)

 

・推薦入試の場合、現役生は 47/60名。

 

 

 前期試験 合格ライン: 共通テスト 80% 程度 ✖️   2次試験 66% 程度が2025年のボーダーか。

 

 新大医学部は2次比率が高い + 英語/理科は標準的なので取りこぼせない、結果 数学で差がつきやすいと聞いています。

 

 数学ができる生徒は、共通テスト75%でも逆転を狙って新潟大学に勝負して良い(共通テスト最低点 71%の生徒は2次で逆転している)。逆に苦手な生徒は、82-83%でも新潟大学は避けて下記の大学で 基礎的な2次試験で合格した方が良い。80%後半の生徒でも2次力がないと新大医学部は落ちます。

 

 

____________________

 

 合理的に考えるならば、数学が得意でない生徒が新大医学部を目指す場合

 

・推薦入試が勝負:共通テスト85%以上+地域枠も覚悟。

 

・数学が苦手な生徒は、前期試験は厳しいのが現状。共通テスト 82%で落ちた子がいる一方、71%で逆転した生徒が公表結果によると存在する。おそらく理数のできる生徒が逆転したと考えるのが自然。

 

 これは厳しめにいっておきますが、医学部に関して、

  

・国立 / 私立含めて、そもそも自分が大学を選べると思ったら大間違い。自分の実力・問題との相性・共通テストのスコアで決まるのであって、新潟にいるから新潟大学 / 地域枠なら受かるんじゃないか、などという牧歌的な発想は捨てるべき。

 

 本当に国公立にこだわるなら、旭川医科大学から島根大学、琉球大学まで覚悟することから医学部志望者はスタートすべきです。地元だから新潟大学、せめて近隣の県の国公立という甘い考えを捨てた方が良い。(浪人生は現実がわかっている)

 


 

ちなみに、女子生徒で医学部医学科を狙う生徒も多いので参考までに

 

[Google Gemini のDeep Researchで調べた結果]

 

新潟大学は過去3年、女子生徒の2次合格比率が25%前後と非常に低い。

 

(旧帝大も25%前後であることから、新潟大学は旧帝大と似た男女比になっている。

 英語と理科は難易度が平均的のため、おそらく数学で差がつくことが共通点と勤務している予備校講師は分析している。あくまで前期入試であって、推薦入試は男女比半々。)

 

他の国立大学 女子合格率は以下(おそらく数学の難易度と比例?)

・富山大は45%前後。

・福井大は40%前後。

・山形大は35%程度。

・金沢大は33%程度。

・信州大は35-40%程度。

・秋田大は40%程度。

・島根大は45-50%前後

・愛媛/高知大は45%程度

・琉球大は45%程度。

・弘前大学は50%程度。

 

卒塾生は、数学が苦手だったので 共通テスト89%でも新潟大学を避けて、信州大学医学部に戦略的に合格しています。

 


2.  AIの使い方


 

私はデジタル系が好きなので、Chat GPTを2022年11月から、課金して2年半 使い続けています。

 

今となっては、AIを3つ有料課金で使っていて、

 

・受験に関する深い情報はGoogle  

・生徒の自習はChat GPT

・教材作成はClaude と使い分けています。

 (金額はかかりますが、お月謝を教材として還元するために必要な投資)

 

 

 最近は、保護者・生徒の皆様の中でも「誰にも言えない相談・悩みをAIにする」という声が聞こえてきます。

 

 AIが 普及期に入っているのは間違いないでしょう。言語力の高い高校生は、虚偽情報に振り回されないようにしつつ、AIをうまく活用しています。

 

 

 多くの人が心配している「AIに嘘をつかせない方法」を紹介すると、

 

・推論、仮説を禁止し、事実だけを回答して。

 

・出典を明記して。

 

・正確な情報、事実のみを答え、わからない場合はわからないと答えて。

 

と指示することで嘘(ハルシネーション)を回避できる確率が高まります。

 

 __________

 

 特に、Deep Research という検索機能を使うことで、大きな転換が起きています。

 

 それは、これまで大手企業が独占していた受験情報が、民主的に獲得できるようになったのです。

 

 受験を例にいうと、大学でどこを選ぶか悩んだ際に 本人の得意・不得意をもとに配点が最適なもの「大学の公式HPのデータ」を使って 分析・調べることができるようになっているのです。

 

進路指導に関しては、

・経験則で語る学校の先生

・教科書通りのデータしか引っ張れない予備校運営者

よりも、AIで最新かつ公式データを引っ張れる個人の方が正確になっていくでしょう。

 


 

 先ほどの女子の医学部合格率もGoogle AIのDeep Researchを使い、文部科学省・大学公式の情報をベースに過去3年の統計データを出しています。

 

 特に受験生向けですが、志望学部やエリア、受験方式の情報を網羅的に知りたければ 言ってもらえれば無料で調べて送ります(せっかく3つも課金しているのに、使いきれていないので)。

 

 

 AIは現時点で、20分で東大理三合格ラインを超えるスコアを取ることができています。

 

 ひとつ、言えるのは知的好奇心を持って勉強すればするほど、AIの恩恵を受けられるということ。(将棋AIで藤井聡太名人が強くなっていくのと同じ)

 

 今はその進化の恩恵を受けて、教材作りや受験情報を整理することが便利+楽しくてしょうがない、というのが個人的な感想ですが、一体 英語の価値がどのように変わっていくのか、興味深くもあります。


[余談]

 

 単語・リスニング部屋の監督が行き届かないため、バイト(ぬいぐるみ)を導入しました。

 

 生徒がサボったり、スマホをいじったりしないように見守っています(当然、カメラなどはついておらず、ただのぬいぐるみです)。

 

 触ると自己肯定感が上がる「ねこ肯定感」というぬいぐるみで、「幸せすぎて太っちゃったねこ」のようです。

 


ちなみに、従業員のワークラーフバランスを大切にしているため、監督ネコは2匹体制です。(定期的に洗濯が必要なため)


今月の4コマ(生徒用には教室掲示してあります。

 

↑  教室のぬいぐるみとは 別の自宅用。

 

※ 教室用のぬいぐるみは、2週に1回 防ダニスプレーをかけて乾かして、清潔に保っていますのでご安心ください。


3.  設備 / 防災計画について(改訂版)


 

 「授業中に眠る生徒に対応する」のは、授業の質確保が1番の理由です。

 ただ、生徒も寝たくて寝ているわけではないので、構造的に解決する工夫もしています。↓

 


① 生徒用のスタンディングデスク導入。あくびをしたり、眠そうにしている生徒は立って作業してもらいます。生徒の自主判断が甘い場合、こちらで判断して立ってもらい、勉強をしています。


②   スマホを使っている生徒がいたら、ロックできる装置を2つ買ってあります。

 

 ・サッカーのイエローカードとレッドカードを買ってあり、スマホを使っているのを発見した場合は 1回目はイエローカードに名前を書いておきます。その後、2回目に発見した場合は、1ヶ月間 レッスン中は ロック装置でさわれないようにしてもらいます。

 

(これは生徒に警告してください。つい触る生徒には毎回電源を切るようにしてほしいです)

 

 



[ 避難用の設備紹介 ]

 

 

 雨が増える時期に入ります。

 

 当塾+我が家がある弥生町について調べたところ、

 

・大雨浸水区域に指定されていません。

(安全ということ)


ただし、津波の場合、120分後に 50cm程度まで浸水する。

 

 我が家は玄関まで60cmまで高さがあるので理論上は大丈夫。また、30秒で向かいの駐車場の柵を越えれば 浸水エリア外の関屋駅なので比較的安心

 

・基本的に、震度6弱まで、または大雨、停電などの場合、保護者が来るまでは自宅待機(モネルノ塾の2軒隣。表札あり。)が可能。

 

 震度6強以上の場合、余震があるので 第一高校に行く形で考えています。

 

 


仮に 水位が60cm に達しても、玄関を水のうで埋められるので、大丈夫です。


水害の浸水域にないことがわかったので、ライフラインが止まった場合、基本的に自宅で生徒6名が2-3日 過ごす戦略が安全・健康面で良さそうだと改めて思いました。我が家のインフラを紹介します。

 

・太陽光パネル+ポータブル電源(前回紹介)

 


 

・雨水を貯める装置(NEW)  140リットル貯まるので、トイレ用に使える。)

 + (おそらく最高レベルの)浄水装置。

 

 

・外用の臨時トイレ + 目隠し用テントもあります。

 

 

 「災害が発生した!あ、でも我が子はモネルノ塾にいるなら大丈夫か。」と安心してもらえると嬉しいですね。

 

 三条市から通ってくれているお子様もいるので、災害準備はしっかりしておきます。

 


 

 晴れた日は太陽光で充電し、溜まった雨で週末に、車を洗う。

 

 自然と循環する生活の幸福度は高いですね。

 

 「英検の結果や、夏の夏期講習による欠席連絡のお願い」を1週間以内に「追加お便り」で連絡します。


振替日が未確定の場合、いったんお休みする日を以下のフォームからあらかじめご連絡ください。

 

特に7月後半ー8月前半は夏期講習でお休みする生徒が多く、8月後半は埋まりやすいので、早めに連絡してください。

先々、お互いに振替枠が開けられるためご協力をお願いします。

 

振替サイトで確定できる方は直接、振替をしてもらえれば大丈夫です。

生徒 欠席振替はこちらから

https://tol-app.jp/s/moneruno/5o2ulo

 


メモ: * は入力必須項目です

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。